【イベントレポート】ロボットを作って学ぶ「IoT」ブートキャンプ

3/25(土)、「ロボットを作って学ぶ『IoT』ブートキャンプ 〜INTILAQ 高度IT人材育成シリーズ〜」と題したワークショップを開催しました。

講師としてお招きしたのは、株式会社zero to one の谷田賢太郎氏。世界中で人気沸騰・品切れ続出の低価格PC「ラズベリーパイ」を頭脳としたロボット製作に取り組みます。
同じく株式会社zero to one取締役CTOの瀬谷啓介氏が執筆に携わった「ラズパイマガジン」のロボット製作ハウツー記事をテキストに使用して、ワークショップがスタート。IMPACT Japanエグゼクティブ・ディレクターの竹川も、興味津々で参加します。

今回のワークショップは、午前9時〜午後4時半までの長丁場。午前中にロボットのハード部分を組み立て、午後からはハードを動かすためのソフトウェアをプログラミング。最後の30分ほどで動作確認をして、INTILAQ施設内でロボットレースを開催するというのが本日のスケジュールになります。なんと、ロボットの操作は、iPhone/Androidの携帯端末をリモコンとしての遠隔操作で行われる予定です。まさに「IoT」!

谷田氏からロボットの部品が配られ、工作がスタート。今回のロボットの足回りは、力強い動作が魅力のキャタピラタイヤ。
部品が入った箱に書かれた「TAMIYA」のロゴマークに、参加者の間からは「子どもの頃に作ったミニ四駆を思い出す」という声も上がりました。

参加者に職業を聞いたところ、プロダクトデザイナーやソフトウェアエンジニアといった普段から「ものづくり」の世界で働いている方だけでなく、学校教師や起業家支援をされているという方もいらっしゃいましたし、お子さまをお連れの方も。参加の目的も、子どもたちにロボットの作り方を教えたい、ロボット製作に単純な興味、IoTの技術を実際に体験して学びたい、など様々。
それぞれの意図で集まった多様な参加者に、IoTが「身近に」なってきたことを感じます。

難しかったのは、ラズベリーパイへのソフトウェアのプログラミング。
前後左右に動作するロボットの「足」やカメラを通して目前の情報を送信する「目」の機能をインストールしていきますが…。
プログラミング経験者は少数派で、ほとんどの方は四苦八苦。実際に動作テストをしてみても、まっすぐ進むはずなのに片輪だけ動いて回転し始めたり、そもそもリモコンであるスマートフォンからの命令がロボットに届かなかったり…トライ&エラーを繰り返しながら、意図した動作に近づける努力を続けます。

  

苦労した分、正しく動作した時の喜びは格別です!

今回、時間内に最終ミッションの「ロボットレース」までたどり着いたのは2名でしたが(それだけ高度なワークショップだったのです!)、どの参加者も完成まで本当にもうあと一息。一様に、ロボットとラズベリーパイマガジンを持ち帰り「自宅で必ず完成させます!」と意気込んでいらっしゃいました。

長丁場のワークショップを終えての感想は、
「普段はPCの前でプログラムを打つ仕事ですが、実際に自分のプログラムがモノを動作させるところまで一貫して体験できたのは新鮮で楽しかった」
「ロボットのカメラが捉えた映像がPCやスマートフォンで見えた時は感動した」
「実際に手を動かして、動くモノを作る楽しさを思い出した」
などなど、いただきました。

INTILAQでは今後も、「高度IT人材育成シリーズ」を冠したモノづくりのイベントを開催していく予定です。
興味を持たれた方はぜひ、次のイベントでお会いしましょう!

 

 

レポート:INTILAQ ライター・イワタテ

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