イベントタイトルの一部でもある「ソーシャルイノベーション」。そのための取り組みは様々な場所で、様々な形態で行われて来ており、小さな「イノベーション」の芽は各所でうまれて来ているように感じます。ただ、その芽を大切に育み、日本全国に「社会変革」の輪を広げて行くためには、時間や労力はもちろん、リーダーのパッションや仕組みが必要です。
例えば、企業から自治体への職員派遣を促す「コーポレートフェロー」プログラム推進や、市民、自治体職員、エンジニア等を巻き込んだ「Code for Japan Summit」開催など、IT技術を活用した地域課題の解決を目指すCode for Japanは、「ブリゲート」という独自のコミュニティ化の仕組みを持ち、日本全国に40もの公認団体が存在します。東北にも、「Code for Shiogama」、「Code for Aizu」など、上下関係ではなくフラットな関係性のまま、コミュニティを広げています。
「すべての母が自らの力を発揮できる社会へ」を目指し、産前産後ケアプログラムの開催や指導者養成を行い、「すべての父母に産後ケアの知識を」を目指し、産前産後の準備アプリ「ファミリースタート」を開発して啓発活動を行なうマドレボニータ。教室は全国20都道県50区市町で開催され、年間8,500組の親子が受講しています(平成28年度)。それを支えているのが、厳しい養成・認定制度と、認定インストラクターたちの自律的に切磋琢磨するネットワークです。
今回のソーシャルイノベーション・ナイトでは、このCode for Japan、マドレボニータのそれぞれの代表をお招きして、思い描く世界やこれまでの歩み、そしてこれからのビジョンについて、じっくりとお話いただきます。
お申込はこちら→ https://peatix.com/event/394229
【日時】
2018年7月3日(火)
18:30開場、19:00〜21:30 開催
【スケジュール】
18:30 〜 開場
19:00 〜 はじめに
19:05 〜 事業紹介:一般社団法人コード・フォー・ジャパン 代表理事 関治之様
認定NPO法人 マドレボニータ 代表理事 吉岡マコ様
19:45 〜 パネルディスカッション
『それぞれの想いと「社会変革」の進め方』
20:45 〜 名刺交換・交流会
21:30 終了
【スピーカー】
関 治之 様
一般社団法人コード・フォー・ジャパン 代表理事
「テクノロジーで、地域をより住みやすく」をモットーに、会社の枠を超えて様々なコミュニティで積極的に活動する。住民参加型のテクノロジー活用「シビックテック」を日本で推進している他、オープンソースGISを使ったシステム開発企業、合同会社 Georepublic Japan CEO及び、企業のオープンイノベーションを支援する株式会社HackCampの代表取締役社長も勤める。また、神戸市のチーフ・イノベーション・オフィサー(非常勤)として、神戸市のスタートアップ支援政策やオープンデータ活用を推進している。その他、総務省地域情報化アドバイザー、内閣官房オープンデータ伝道師等。
https://www.code4japan.org/
吉岡 マコ 様
認定NPO法人 マドレボニータ 代表理事
1996年東京大学文学部卒業後、同大学院で運動生理学を学ぶ。1998年自らの出産を機に、産前・産後に特化したヘルスケアプログラムを開発。以来、研究・実践を重ね、2008年NPO法人マドレボニータを設立。指導者の養成・認定制度を整備し、現在27人のインストラクターが全国約60か所で産後ケア教室を展開。『産後白書』の出版など調査・研究にも尽力。2011年マドレ基金をたちあげ、ひとり親、多胎児の母、障害児の母など、社会的に孤立しがちな母親たちへの支援に着手。産後セルフケアインストラクター。
http://www.madrebonita.com
【会場】
INTILAQ東北イノベーションセンター
(仙台市若林区卸町2-9-1)
会場までの道のりはこちら
※当センターには来場者用の駐車場はございません。
お車でお越しの際は近隣の有料駐車場をご利用ください。
【主催】仙台市/INTILAQ東北イノベーションセンター
【参加費】無料
【定員】50名
お申込はこちら→ https://peatix.com/event/394229
【お問合せ】
INTILAQ東北イノベーションセンター
mail: info@intilaq.jp
電話:022-357-0543