INTILAQ東北イノベーションセンターが共催の「個人もチームも活き活きとする組織づくりって?-対話・コーチングの組織活用事例から学ぶ」が3月26日に開催されます。
イベントページより開催概要を抜粋してご紹介します。
この機会に是非ご参加ください!
チームワークが上手くいかない、リーダーが育たない、上司との関係が上手くいかない、こんな悩みは、多くの組織が直面するところですね。
組織の一人ひとりが力を発揮できるチームづくりは、持続的な団体成長を支える基盤・原動力になります。でも、実際は、目の前の活動に追われて、なかなか組織やリーダーシップを育てるために時間を割いたり投資したりするのは難しいですよね。
このイベントでは、具体的な解決法の一つとして、組織に対するコーチングの導入してきたソーシャルベンチャーと、プロのコーチの方々に、「チームを育てること」、「組織やリーダーシップに投資すること」ってどういうことか、ざっくばらんにお話いただきます。
非営利だけでなく、営利企業・スタートアップの方も、チームづくりについて学んでみたい、という方、ぜひお気軽にお越しください!
こんな方におすすめ!
●チームづくりに悩んでいる。職場やボランティア先の人間関係が上手くいっていない。
●一人ひとりが力を発揮して、成果を出せる組織をつくりたい。
●そんな組織の、経営者、スタッフ、ボランティアの皆さま
◆日時: 2019年3月26日(火)19~21時
◆場所: INTILAQ東北イノベーションセンター
仙台市若林区卸町2-9-1(https://intilaq.jp/access/)
仙台市営地下鉄東西線 卸町駅下車 北1出口より徒歩5分
◆登壇者:
●大橋雄介、NPO法人アスイク 代表理事 (コーチング導入団体)
NPO法人せんだい・みやぎNPOセンター 理事
公益財団法人子どもの貧困対策センターあすのば アドバイザー
全国子どもの貧困教育支援団体協議会 幹事
ユースソーシャルワークみやぎ 副代表幹事
1980年生まれ。福島市出身、筑波大学卒。株式会社リクルートマネジメントソリューションズのコンサルタントとして、大手企業に対する組織開発のコンサルティングに従事した後、2010年3月に独立。独立後、市民活動の先駆者である加藤哲夫氏と出会い、NPO法人せんだい・みやぎNPOセンターにてソーシャルビジネスの起業支援やネットワーク形成プロジェクトを担う。震災発生直後にアスイクを設立。著書に、「3・11被災地子ども白書」(明石書店)等。仙台市協働まちづくり推進委員会副委員長、日本青年会議所「人間力大賞」会頭特別賞。
●嘉藤一夫、NPO法人わたりグリーンベルト 代表理事 (コーチング導入団体)
宮城県亘理町在住、1948年生まれ、3,11震災の津波で流された海岸防潮林の再生事業と地域づくり事業に取り組んでいる「わたりグリーンベルトプロジェクト」の代表理事
●佐藤美代子、NPO法人まんまるママいわて 代表理事 (コーチング導入団体)
岩手県内で産婦人科休診が相次ぎ、車中分娩・時間のかかる妊婦健診の妊婦さんの負担を目の当たりにし、地域にも気軽に相談できる開業助産師をめざして「母と子のサロン いずみ助産院」を開始。東日本大震災後、被災妊産婦の受け入れ事業を立ち上げ、まんまるママいわて(前 いわて助産師による復興支援まんまる)を代表として設立。家族四人で花巻市内に住んでいる。
●島崎湖、システム・コーチ、WIT Accelerator
関係性に焦点を当てたシステム・コーチング®を用いて、個人・組織・社会を繋ぎ、視座を高めることからの組織/コミュニティ開発を展開。2011年より、東日本大震災や母親の介護を通して「命が優先される社会」を願って様々なワークショップやイベントを開始。
●加藤せい子、千道株式会社 代表取締役
人や地域の中ある賜物(天才性)を発見する専門家
10年間のボランティア活動から得た経験から、2008年地域の歴史文化を活かし、住民自ら新しいまちのカタチを創っていく地域づくりを目的にNPO法人「吉備野工房ちみち」を設立。地域や人の魅力発信をテーマに岡山を始め九州、東北全国各地を回り、10年間で1万人以上の人に地域づくりのノウハウを伝えてきた。また、JICA研修ではタイ、ブータン、アフリカなどで45カ国500人以上の行政官の人材研修を行う。2014年人の賜物(天才性)開発を中心に教育サービスを提供する千道株式会社を設立する。
内閣府地域活性化伝道師、大学・短大の非常勤講師、広島県神石高原町観光大使
●林亮太郎、自己革新ファシリテーター
●佐藤扶由夫、システム・コーチ
組織と関係性システム・コーチング®のファカルティ(トレーナー)の一人としてトレーニングを提供すると同時に様々な組織でシステム・コーチングを用いた組織開発PJに関わってきた。チーム自身が自分たちのありたい姿を描き、進む方向を自分たちで見つける「自立したチーム」になることを支援している。今までに関わってきた組織はグローバルから国内、大企業から中小、さらに地方自治体、NPO、NGOなど多岐に及んでいる。また「自然、人、つながり」をライフテーマに八ヶ岳山麓に移住し、家族と共に新しい生活の仕方を探求し続けている。
◆モデレーター:
●山本未生、一般社団法人WIT 代表
住友化学株式会社、SVP東京、McKinsey & Companyを経て、2013年よりWIT代表理事。2011年、東日本大震災を機にWIA(現WIT)を共同設立。World Summit Awardのジャパン・カントリー・エクスパートを務める等、日本のソーシャルイノベーションのインパクトを海外にも広める動きも行っている。
システム・コーチング®の応用コース修了。英語日本語双方での講演多数。2005年東京大学教養学部総合社会科学科国際関係論過程卒業。2013年MITスローン・スクール・オブ・マネジメントでMBAを取得。ボストン在住。
◆スケジュール:
18:40 開場
19:00 登壇者のトーク、参加者との質疑応答や対話
21:00 閉会
◆主催: 一般社団法人WIT
◆共催: Intilaq 東北イノベーションセンター
◆お申込: イベントページで参加ボタンを押してください。
◆参加費: 1000円 (当日会場にてお支払ください)
◆もうちょっと中身を踏み込んでご紹介・・・
このイベントは、4年ほど前にWITがシステム・コーチ®の島崎湖さんと、㈱千道の加藤せい子さん・林亮太郎さんと、始めたプロジェクトがきっかけになっています。(http://worldintohoku.org/release201504/)
震災後、東北の社会起業家と協働・経営支援してきたWITでは、多くの団体が、チームづくりの面で課題に直面するのを目の当たりにしてきました。
何かできることはないかなあ、と考えていたところ、組織やチームに対して、外部からコーチが関わるという手法に出会い、これはすごく可能性がある!と、「人と心とつながる組織づくり」という名称でプロジェクトが始動しました。
そこから、今回イベントで登壇いただく、アスイク、わたりグリーンベルト、まんまるママいわて、という3つの団体に、コーチが入って、組織の対話や関係性を扱うことを進めてきました。Japan Society New Yorkの資金サポートが、東京や岡山からコーチが東北に向かうことを可能にしてくれました。
今回登壇いただく3つの団体に加え、WITやコーチたち自身も、組織の外の力を活用して、自組織を活性化させるという体験を自らしてきました。その方法は、システム・コーチング®、エグゼクティブ・コーチング、互いの価値観を共有するセッション等、様々ですが、そこに共通しているのは、ちょっと外の視点や風も入れてみることで、より自分たちらしさに気づける、ということかもしれません。
まだ、非営利組織やソーシャルベンチャーでは、(そして営利企業でも)チームコーチングを入れているところは、そう多くないと思いますが、このイベントでは、その意義や大変だったところ、気づきなどを、導入団体とコーチ双方の観点から、皆さんに共有しあう時間にしたいと考えています。
一人ひとりが輝き、そして、心とつながるような組織が増えることで、社会も少しずつ良い方向に向かっていったら、と願っています!