仙台ソーシャルイノベーション・ナイト
社会インパクト投資家と投資先から学ぶ「ソーシャルインパクト」
~企業・団体が社会に、地域にできること、を考える~
【イベント概要】
昨今、国連の持続可能な開発目標「SDGs」への関心が大きく高まるなど、環境問題、貧困、高齢化等、世界共通の社会課題に対して、日本はもちろん、世界的にも大きな意識の変化が起こっています。企業は、その大小に関わらず、事業を通じて経済的価値のみを追求するのではなく、社会的価値の最大化も意識させられる時代になってきています。
そのような変化を背景に、今「社会的投資」がグローバルに広がりを見せています。「社会的投資」とは、NPOや企業による社会的課題解決のための事業に対して、社会的リターンを求める資金提供者が投下する資金のことを指しています。日本でも2009年に設立された日本ファンドレイジング協会*などを中心に、「社会的投資が当たり前の日本へ」、様々な取り組みが進められ、プレーヤーも多様化してきているのが現状です。
今回の「仙台ソーシャルイノベーションナイト」では、その「社会的投資」の一部である「社会インパクト投資」の日本でのパイオニアともいえる、一般財団法人KIBOWの山中礼二さんをお迎えして、KIBOWが進める「社会インパクト投資」の概要やその基準、さらにこれまでの歩みについて、詳しくお伺いしてまいります。同時に今回、KIBOWの投資先団体の1社である、株式会社ラポールヘア・グループ(石巻市)代表の早瀬渉さんにもご登壇いただき、事業の概要はもちろん、社会インパクトに繋がる道筋や、経済的価値と社会的価値の両立について、ご自身のお取り組みやお考えを伺ってまいる予定です。
「社会的投資」の投資する側と投資される側、双方の視点から、「社会インパクト」へのつながる道筋やそのはかり方、そして伝え方など、理解を深めていくきっかけにできればと考えています。
*日本ファンドレイジング協会ホームページより「社会的投資とは」
【スケジュール】
18:45 〜 開場(zoomへのアクセス可能)
19:00 〜 はじめに
19:05 〜 ゲストトーク「インパクト投資とは?〜双方から見た世界〜」
一般財団法人KIBOW インパクト・インベストメント・チーム ディレクター 山中礼二様
株式会社ラポールヘア・グループ 代表取締役 早瀬渉様
19:45 〜 トークセッション(質疑応答含む)
一般財団法人KIBOW インパクト・インベストメント・チーム ディレクター 山中礼二様
株式会社ラポールヘア・グループ 代表取締役 早瀬渉様
一般社団法人IMPACT Foundation Japan代表理事 竹川隆司
20:30 〜 終了予定
【日程】2021年1月20日(水)
【時間】19:00〜20:30
【実施方法】zoomウェビナー
【主催】仙台市/INTILAQ東北イノベーションセンター
【定員】100名
【参加費】無料
【お申し込み】
こちらのイベントは、Peatix(イベントサイト)による事前予約制です。PCまたはスマートフォン(アプリ)からご利用いただけます。
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当日のZoomウェビナー視聴URLはPeatixでお申し込み後に通知されます。
【ゲスト】
山中礼二様
一般財団法人KIBOW インパクト・インベストメント・チーム ディレクター
キヤノン株式会社で新規事業の企画・戦略的提携に携わった後、2000年にグロービスに参加。
グロービス・キャピタル・パートナーズでサービス分野、メディア・コンテンツ分野、及びヘルスケア分野の投資を担当。その後、医療ベンチャーのヘルス・ソリューション(専務取締役COO)、エス・エム・エス(事業開発)を経て、グロービス経営大学院の専任教員。2015年から、一般財団法人KIBOWのインパクト・インベストメント・チームのディレクターとして、社会起業家への投資を行っている。ハーバードビジネススクールMBA。
早瀬渉様
株式会社ラポールヘア・グループ 代表取締役
2000年に24歳で起業。日本初のヘアメイク専門店「アトリエはるか」を創業し、全国の首都圏、政令都市を中心とした駅ビル、商業施設に展開。事業譲渡後、美容室大手の上場企業、モッズ・ヘアジャパンに入社し、直営店・FC店を含めグループ約100店舗の営業統括兼商品事業統括役員、マーケティング担当役員を歴任。東日本大震災を機に、被災地の復興支援、新しい雇用の実現、本業を通して地域課題を解決する為、2011年4月末同社役員を退任。同年7月、株式会社ラポールヘア・グループを設立し、同年10月美容室ラポールヘア1号店を石巻市に開店する。現在宮城県を中心に国内で26店舗を展開し、制約人材といわれる30代から60代の女性技術者のみを中心に、約150名の雇用を創出。
◆主な受賞歴
2012年 公益財団法人三菱商事復興支援財団 出資
2013年 公益社団法人日本青年会議所「人間力大賞 経済産業大臣奨励賞・復興創造特別賞」受賞
2013年 中小機構主催「Japan Venture Awards東日本大震災復興賞」受賞
2015年 日本経済新聞社「日経ソーシャルイニシアチブ大賞ファイナリスト」選定
2015年 復興庁「被災地での55の挑戦」選定
2016年 中小企業庁「はばたく中小企業・小規模事業者300社」選定
2017年 復興庁 新しい東北「産業復興事例30選・東北発私たちの挑戦」選定
2017年 KIBOW社会投資ファンド 第三者割当増資
2017年 経済産業省「地域未来牽引企業」認定
2018年 公益財団法人東北活性化研究センター「東北・新潟キラ☆企業」認定
2019年 仙台市奨学金返済支援事業対象企業認定
2019年 一般社団法人日本未来研究所「第1回未来創造企業」認定
2020年 公益財団法人七十七ニュービジネス振興財団「七十七ニュービジネス助成金」選定
【モデレーター】
竹川隆司
一般社団法人IMPACT Foundation Japan代表理事
国際基督教大学卒業。野村證券を経て、2006年ハーバードビジネススクールでMBAを取得。その後野村ロンドン勤務ののち2008年に独立、日米で起業を経験。東日本大震災をきっかけに活動拠点を日本へ戻し、2014年「東北風土マラソン&フェスティバル」立ち上げ、2016年INTILAQ東北イノベーションセンター設立などを主導。現在zero to one代表取締役、仙台市総合計画審議会委員なども務める。