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2021.08.17

仙台ソーシャルイノベーション・ナイト 医療介護分野でのソーシャルイノベーション促進に向けて 〜仙台・東北で生まれる新しい医療・介護のカタチを探る〜


仙台ソーシャルイノベーション・ナイト

医療介護分野でのソーシャルイノベーション促進に向けて

〜仙台・東北で生まれる新しい医療・介護のカタチを探る〜

 

東日本大震災から10年、日本の地方共通の課題でもある高齢化、人口減少といった社会課題は、震災をきっかけの一つに、東北地方でその深刻さを増してきています。例えば、2010年から2040年までの人口減少率は全国平均20.3%に対し、東北地方では26.5%に達すると予想され、また2025年における東北地方の65歳以上の人口割合平均(予想)も全国平均32.4%に対し、東北地方は35.1%とより深刻です。

一方で、地方の深刻な医師不足は年々高まって来ています。人口10万人に対する医師の数は、2014年のデータで全国平均233.6人に対して、東北6県は全てそれを下回っています。さらに市町村レベルで見ていくと、宮城県内最少となっている登米市は、人口10万人に対する医師の数が113人と、全国平均の半分以下となっているなど、東北地方での医師不足は深刻な状況です。

そのような環境の中、今年度の「SENDAI Social Innovation Accelerator 2021」(以下、SIA2021)では、医療・介護を重点分野の1つとして、社会起業家育成を推進していきます。東北と関東で地域医療を展開する医療法人社団やまと(以下、やまと)を新たに「プログラムパートナー」として迎えて、ネットワークの提供や専門メンタリング、さらにはフィールドワークや実証実験の実施などを予定しています。

今回のソーシャルイノベーションナイトは、そのご案内も含めたキックオフイベントになります。まずは基調講演にて、やまと理事長で医師の田上佑輔様より、NHK朝の連続ドラマ小説「おかえりモネ」のモチーフともなった医師の新しい働き方に込めた想いや考え、さらに宮城県3カ所、 岩手県1カ所、 神奈川県2カ所と広がってきているやまとの在宅診療所のこれまでとこれからについてお話を伺います。その後のトークセッションでは、田上様に加えて、株式会社PEER代表で看護師の佐藤真琴様、仙台で介護事業を進めるマイムケア介護事業部長の林久美様をお招きして、地域医療・介護の新たなカタチについて探っていきたいと思っています。

医療・介護分野での課題解決に挑戦されている方、挑戦されようとしている方はもちろん、同分野での課題解決の先進事例や起業家自身にご関心の方々含めて、広くご参加をいただければ幸いです。

【スケジュール】

18:50 〜 開場(zoomへのアクセス可能)
19:00 〜 はじめに
19:05 〜 基調講演
医療法人社団やまと理事長/医師 田上佑輔様
19:30 〜 トークセッション「仙台・東北で生まれる新しい医療・介護のカタチを探る」
医療法人社団やまと理事長/医師 田上佑輔様
株式会社PEER 代表取締役/看護師 佐藤真琴様
マイムケア介護事業部長 林久美様
20:30 〜 SIA2021プログラム紹介と医療介護分野サポートの概要
20:45   終了予定

【日程】2021年8月17日(火)
【時間】19:00〜20:45
【実施方法】zoomウェビナー
【主催】仙台市/INTILAQ東北イノベーションセンター
【定員】100名
【参加費】無料

[お申し込み]

こちらのイベントは、Peatix(イベントサイト)による事前予約制です。
PCまたはスマートフォン(アプリ)からご利用いただけます。

↓お申し込みはこちら↓
https://peatix.com/event/2404802/

*Facebookイベントページの参加ボタンでは参加登録となりませんのでご注意ください
*お申し込みの際に、Peatix、Twitter、Facebook、Google アカウントでのログインが必要となります。

↓Peatixアカウント作成手順はこちら↓
https://help-attendee.peatix.com/ja-JP/support/solutions/articles/44001821734

*お申込み後のご連絡は、Peatixメッセージより送信しますので、ご注意ください。(メッセージはPeatixアカウントにログインしている状態で確認することができます)

【ゲスト】


田上佑輔 氏
医療法人社団やまと理事長/医師

熊本生まれ。鹿児島私立ラ・サール高校から東京大学理科Ⅲ類進学。卒業後は千葉県国保旭中央病院研修医を経て東京大学医学分付属病院腫瘍外科に入局。東日本大震災でのボランティア活動を機に2013年宮城県登米市と東京にてやまと在宅診療所創設。現在・医療法人社団やまと理事長(グループ:宮城、神奈川7診療所、訪問看護、リハ、栄養、居宅、カフェ、デイサービス)。宮城登米と関東を行き来し、診療以外にも地域住民や行政と関わり、登米市の地域包括ケア行政アドバイザーを務める。2017年10月から都市と地方を循環する医師働き方「やまとプロジェクト」を開始しNHK朝の連続ドラマ小説「おかえりモネ」のモチーフとなる。

やまとプロジェクト:https://project.yamatoclinic.org/


佐藤真琴 氏
株式会社PEER 代表取締役

静岡生まれ。社会人を経て入学した看護学校の実習で白血病の患者と出会い、がん患者のウイッグと地域ケアの必要性を知る。看護学校在学中に中国へ渡り、資金5万円でピア(個人事業)を起業。がん治療中もその人らしく生きられる地域づくりを目指す。静岡大学大学院工学研究科事業開発マネジメント専攻修了/看護師。

株式会社PEER: https://team-peer.com


林久美 氏
マイムケア介護事業部長

介護事業を手がける旦那さんとの結婚を機に介護業界に参画。認知症に対する社会の偏見、安全であることに注意を払い過ぎ、利用者の承認欲求・社会的欲求を満たせていなかったこれまでの介護のあり方に疑問を感じ、2018年に小規模多機能型居宅介護施設と駄菓子屋のある地域交流スペース(マイムテラス)を併設した「マイムケア長町」を長町商店街内に開設。「Slow Communications」をスローガンに掲げ、『お世話しない介護』『利用者の活躍の場づくり』『地域とのゆるいつながり』を実践。SIA2018、東北ソーシャルイノベーション大賞、共感賞を受賞。

マイムケア:http://maimucare.com
マイムテラス(マイムケア長町):http://maimucare.com/free/nagamachi

【モデレーター】


竹川隆司
一般社団法人IMPACT Foundation Japan代表理事

国際基督教大学卒業。野村證券を経て、2006年ハーバードビジネススクールでMBAを取得。その後野村ロンドン勤務ののち2008年に独立、日米で起業を経験。東日本大震災をきっかけに活動拠点を日本へ戻し、2014年「東北風土マラソン&フェスティバル」立ち上げ、2016年INTILAQ東北イノベーションセンター設立などを主導。現在zero to one代表取締役、東北大学特任准教授(客員)なども務める。

[主催・運営]

主 催:仙台市
後 援:仙台スタートアップ・エコシステム推進協議会
運 営:一般社団法人IMPACT Foundation Japan
お問い合わせ:一般社団法人IMPACT Foundation Japan
担当:本多・神尾
連絡先:info@intilaq.jp
TEL:022-357-0543

*本事業は、「令和3年度ソーシャルイノベーター育成・支援事業(仙台市事業)」として実施されます。

開催日 2021年08月17日(火)

申し込み締め切り

08月17日(火)