仙台ソーシャルイノベーション・ナイト
新しい企業の形「ゼブラ企業」について ~ よりよい社会の創造と企業成長の両立 ~
【イベント概要】
2013年にシリコンバレーのベンチャーキャピタリストがつくった「ユニコーン」という言葉があります。「評価額が1,000億円を超える未上場企業」を指すこの言葉は、短期・独占・株主至上主義といった現在の資本主義の負の側面を象徴しているとの見方もあります。
”Zebras”(ゼブラ企業)は、こうした風潮に危機感を覚えた米国の4人の女性起業家が2017年に提唱した概念です。4人が組織したZebras Uniteは、現在、世界中で30近い支部、20,000人以上のメンバーが関わり、大きなムーブメントになりつつあります。
※ 株式会社ゼブラアンドカンパニー社のwebより抜粋。
現在では「ゼブラ企業」とは自社の成長を第一の優先順位とするのではなく、より良い社会の形成に寄与することを第一とし、持続可能な範囲での成長を追求している企業を表す言葉として使われています。
2011年の東日本大震災を契機に、「お金のため」「自分のため」ではなく、「地域のため」「みんなのため」にチャレンジを行う起業家や経営者が東北で増えています。
この東北にこそ、このような「ゼブラ企業」という概念が腹落ちする経営者が多数いると考え、今回はゼブラ企業をさまざまな形でサポートするゼブラアンドカンパニー社の田淵様をゲストにお招きしました。田淵様からは、最初にゼブラ企業の概要や、ゼブラ企業を取り巻く現在の状況、ゼブラ企業にフィットする資金調達などを具体的な事例なども踏まえてご説明いただきます。
その後のトークセッションでは、田淵様に加えてもう1名、社会課題解決を目指すオンラインマッチング・プラットフォームの構築を進めている、ICHI COMMONS株式会社の伏見様をお招きします。伏見様より、企業活動の見える化を行いながら、その活動を応援する資金調達の仕組みについてご説明いただいた上で、田淵様とも一緒に、地域での新しいビジネスの形、資金調達の形について話を深めていく予定です。
最後に、ゼブラアンドカンパニー社では、ゼブラ企業のペルソナを下記の4点として整理しています。
1:事業成長を通じてより良い社会をつくることを目的としている
2:時間、クリエイティブ、コミュニティなど、多様な力を組み合わせる必要がある
3:長期的で包摂的な経営姿勢である
4:ビジョンが共有され、行動と一貫している
このようなキーワードに興味を持った方、ぜひご参加頂ければ幸いです。
【スケジュール】
18:50 〜 開場(zoomへのアクセス可能)
19:00 〜 はじめに
19:05 〜 ゲストトーク
株式会社ゼブラ アンド カンパニー 共同創業者/代表取締役 ⽥淵 良敬様
19:35 〜 トークセッション:新しい企業のゼブラと新しい資金調達について」
株式会社ゼブラ アンド カンパニー 共同創業者/代表取締役 ⽥淵 良敬様
ICHI COMMONS株式会社 代表取締役 伏見 崇宏様
20:30 終了予定
【日程】2022年2月2日(水)
【時間】19:00〜20:30
【実施方法】zoomウェビナー
【主催】仙台市/INTILAQ東北イノベーションセンター
【定員】100名
【参加費】無料
【お申し込み】
PCまたはスマートフォン(アプリ)からご利用いただけます。
https://peatix.com/event/3138438/
PCまたはスマートフォン(アプリ)からご利用いただけます。
*Facebookイベントページの参加ボタンでは参加登録となりませんのでご注意ください
*お申し込みの際に、Peatix、Twitter、Facebook、Google アカウントでのログインが必要となります。
↓Peatixアカウント作成手順はこちら↓
https://help-attendee.peatix.com/ja-JP/support/solutions/articles/44001821734
*お申込み後のご連絡は、Peatixメッセージより送信しますので、ご注意ください。(メッセージはPeatixアカウントにログインしている状態で確認することができます)
【ゲスト】
⽥淵 良敬 様
株式会社Zebras and Company 共同創業者 / 代表取締役
一般社団法人東京ゼブラズ・ユナイト共同創設者 / 代表理事
日商岩井株式会社(現双日株式会社)を退職後、LGT Venture Philanthropy(リヒテンシュタイン公爵家によって設立されたインパクト投資機関)、ソーシャル・インベストメント・パートナーズ、SIIFなどで国内外のインパクト投資に従事。グローバルな経験・産学ネットワークから世界的な潮流目線での事業のコンセプト化、経営支援、海外パートナー組成を得意とする。2021年3月にZebras and Companyを共同創業。同志社大学卒、IESE Business SchoolでMBA取得。Tokyo Zebras Unite 共同創設者、Cartier Women’s Initiative東アジア地区審査員長。Impact Collective審査員・メンター。
【ゲスト】
伏見 崇宏 氏
ICHI COMMONS株式会社 代表取締役
シンガポール生まれ、アメリカ南部アラバマ州で幼少期を過ごし、12歳の時に日本に帰国。慶應義塾大学在学中に教育系NPO HLABの立ち上げに携わり、卒業後はゼネラル・エレクトリックに入社。同社CFO育成プログラムで東京や新潟の工場にて各事業部のプロジェクトを推進。その後、社会的投資の中間支援をする一般社団法人C4に転職し、社会的事業(営利・非営利含む)の伴走支援や社会的インパクトを軸に置いた資金調達手段の開発に取り組む。同時に日本の上場企業に投資をする米系ファンドにてアレンジャー業務に従事。国、産業、セクターを横断した経験を活かし持続可能な社会の仕組みを創りたいと、2020年1月に ICHI COMMONS を創業。
【モデレーター】
竹川 隆司
一般社団法人IMPACT Foundation Japan 代表理事
国際基督教大学卒業。野村證券を経て、2006年ハーバードビジネススクールでMBAを取得。その後野村ロンドン勤務ののち2008年に独立、日米で主に教育テクノロジー分野で起業・経営。東日本大震災をきっかけに活動拠点を日本へ戻し、2014年「東北風土マラソン&フェスティバル」立ち上げ、2016年INTILAQ東北イノベーションセンター設立などを主導。現在zero to one代表取締役、東北大学特任准教授(客員)なども務める。
[主催・運営]
主 催:仙台市
共 催:仙台スタートアップ・エコシステム推進協議会
運 営:一般社団法人IMPACT Foundation Japan
お問い合わせ:一般社団法人IMPACT Foundation Japan
担当:神尾
連絡先:info@intilaq.jp
TEL:022-357-0543
*本事業は、「令和3年度ソーシャルイノベーター育成・支援事業(仙台市事業)」として実施されます。