人口減少、自然災害などを背景とした社会情勢の変化に伴い、教育、環境、医療、介護などさまざまな領域において社会課題が顕在化する「課題先進国 “日本”」。
その中でも、2011年の東日本大震災により被災した東北地方は、震災の影響により人口流出や高齢化などが進み「課題先進地域」といわれています。
本イベントでは、行政と民間それぞれの立場から官民連携による社会課題解決を推進され、現在は「今よりも官民が連携して地域課題を解決できる世界の実現」をビジョンに掲げ、行政と企業のハブとなって、両者の連携・協働・共創による社会課題解決に向けた取り組みを進めているGlocal Government Relationz株式会社代表取締役の吉田雄人様にご登壇いただき、官民連携による社会課題解決の具体的実例や実のある連携を進めていく上でのキモについてお話いただきます。
その後のトークセッションでは、「課題先進地域”東北”」において社会課題解決に向けた挑戦をされている仙台市主催の社会起業家育成・支援プログラム(Social Impact Accelerator/以下、SIA)卒業生の荒木さん、大槻さんにもご登壇いただき、実際に事業を進めている当事者の視点も交えながら、仙台・東北における行政と民間の連携・協働・共創による社会課題解決の可能性やあり方を探っていきます。
行政と民間。それぞれの立場から社会課題解決に向け活動されている方はもちろん、#社会課題解決や#官民連携、#社会起業といったテーマに関心のある方、新たな学び・気づきを得たい方など、多くの皆さまにご参加いただき共に議論を深めていけたらと思います。
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[ 概 要 ]
日 時:2024年3月4日(月)18:30-20:00
場 所:INTILAQ + オンライン(Zoom)
定 員:60名(オンラインは定員なし)
*INTILAQまでのアクセスはこちら(最寄駅は地下鉄東西線”卸町駅”)
*ゲストの御三方にはINTILAQ会場にてご登壇いただきます。
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[ お申し込み ]
下記URLよりお申し込みください。
https://tsin2023-03.peatix.com/
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[ スケジュール ]
18:30-19:00
講演「社会課題解決に向けた令和時代の官民連携のカタチとは」
– 吉田 雄人 様(元・横須賀市長/Glocal Government Relationz株式会社 代表取締役)
19:00-20:00
トークセッション「仙台・東北における官民連携による社会課題解決の可能性を探る」
<ゲスト>
– 吉田 雄人 様(元・横須賀市長/Glocal Government Relationz株式会社 代表取締役)
– 荒木 義彦 様(株式会社アイティプロジェクト 代表取締役/SIA2022卒業生)
– 大槻 友美 様(NPO親子相談室KANGAROOM 代表/SIA2022卒業生)
<モデレーター>
– 神尾 真大郎(INTILAQ東北イノベーションセンター)
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[ ゲスト ]
▷吉田 雄人 様(元・横須賀市長/Glocal Government Relationz株式会社 代表取締役)
1975年生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業後、アクセンチュアにて3年弱勤務。退職後、早稲田大学大学院(政治学修士)に通いながら、2003年の横須賀市議会議員選挙に当選。2009年の横須賀市長選挙で当選し、2013年に再選。2017年に退任するまでの8年間、完全無所属を貫いた。
その後、「GR(ガバメント・リレーションズ):社会課題解決のための政治行政との関係構築の手法」を軸に、コンサルテーションを民間企業に行うGlocal Government Relationz株式会社を設立し、代表取締役に就任。そのほか「GR」の必要性や事例を発信する一般社団法人日本GR協会や、地方創生をGRで実現する一般社団法人熱意ある地方創生ベンチャー連合などで代表理事を務めている。
*Glocal Government Relationz株式会社 HP:https://ggr.co.jp
▷荒木 義彦 様(株式会社アイティプロジェクト 代表取締役/SIA2022卒業生)
通称親方。1967年福島県いわき市出身。2000年から仙台市でシステム開発会社を運営。37歳からの現役プログラマー。2015年にPCN仙台(すべての子ども達にプログラミングの楽しさを拡げる活動)を開始。その後も、「とうほくプロコン(2019年〜)」、「ロボサバ(2021年〜)」「放課後ICT体験事業(2023年〜)」など、地域全体で子ども達を育み、体験格差解消と地域ICTリテラシー向上を目指し事業を行う。現在は、株式会社アイティプロジェクト 代表取締役、PCN仙台 会長親方、とうほくプロコン Co-Founder/事務局長、ロボサバ Co-Founder/主宰を務める。
*とうほくプロコン HP:https://tohoku-procon.jp/
*ロボサバ HP:https://robosava.jp/
▷大槻 友美 様(NPO親子相談室KANGAROOM 代表/SIA2022卒業生)
1964年宮城県石巻出身・在住。1987年から宮城教育大学卒業後宮城県教職員として就職。以来、小学校16年・中学校20年の36年にわたり教員生活を送る。2023年に早期退職をし、NPO親子相談室KANGAROOM設立。代表として、「自閉症の親子をまるっとサポート」を合言葉に全国にいるスタッフ13人と共に、3歳から25歳までの自閉症の親子の相談活動を行う。「軽キャンパーでの駆けつけ相談(石巻圏域)」「まちなか相談室での対面相談」「オンライン相談(zoom)」「LINE相談(2024年2月1日より能登半島地震の被災地石川県での活動開始)」「自閉症と不登校のW課題を抱えた親子の登校支援と学習サポート(石巻圏域)」など多様な当事者のニーズに答えるためのチャンネルを展開中。
*NPO親子相談室KANGAROOM Facebook:https://www.facebook.com/kanga.oyako
*NPO親子相談室KANGAROOM 公式LINE:https://lin.ee/3X8hh4r
*YouTube(カンガルームファンチャンネル):
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_v0QaARj5KAq-ickxo5Xsv6Urgavrl8B
[ モデレーター ]
▷神尾 真大郎(INTILAQ東北イノベーションセンター)
2019年に岩手大学農学部を卒業後、岩手県内3温泉地9旅館で構成される観光DMCに就職。事務局担当として商品開発やイベント企画・運営等を担当。同年に、IT・人材育成事業を展開する会社を仲間と起業、学生向けアントレプレナーシップ教育やプロボノ事業のコーディネート等の地域企業支援に取り組む。2021年よりINTILAQプロジェクトに参画。『ココロイキル仲間を増やし、ココロオドル東北へ!』がモットー。
[ 開催体制 ]
主 催:仙台市
後 援:仙台スタートアップ・エコシステム推進協議会
運 営:一般社団法人IMPACT Foundation Japan(INTILAQ東北イノベーションセンター)