■発表の概要
一般社団法人IMPACT Foundation Japan(以下、INTILAQ)は、今年度の社会起業家向け集中支援プログラム「Tohoku Social Impact Accelerator(ソーシャル・インパクト・アクセラレーター)」(主催:仙台市)について、Impactコース 6名+Visionコース6名の合計12名の採択者が決定したことを発表いたします。
10月1日(土)に開校式を行い、約半年間の集中支援プログラムを開始いたします。
INTILAQは本プログラムを通じて、東北各地で社会課題を解決する持続可能なビジネスやサービスが生まれ育って行くエコシステムを創造することを目標に、次世代を担う社会起業家(ココロイキルヒト*1)の育成に取り組んでいきます。
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【Impactコースの新設、Visionコースの内容拡充など、プログラムを大幅にバージョンアップ】
2017年度より仙台市と共に毎年社会起業家育成プログラムを実施し、これまでに60名の社会起業家(ココロイキルヒト)が、本プログラムより羽ばたいております。
6年目となる今年度は、更に社会インパクトを追求していく意志をこめてプログラム名を「Social Imapct Accelerator (略称はこれまで同様に「SIAプログラム」)」と変更し、プログラム内容を大幅に拡充します。
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(主な拡充点)
・社会起業家のステージに応じた支援が可能になるよう、従来の1コースのみから、新たに「Impactコース」「Visionコース」の2コース体制に拡大。
・新設する「Impactコース」では、既に一定の成果を出している社会起業家に対し、日本全国・世界各地に、自らが推進するソーシャルイノベーションを拡げるための集中支援を実施。
・これまでのSIAプログラムは「Visionコース」として講座内容を大幅ブラッシュアップ。取り組む社会課題を深堀していく社会課題マップ作成ワークショップなどを追加。
・両コースともに、メンター、講師、伴走者、さらにはイベント参加者など、域外、特に首都圏人材を多数招致し、域内社会起業家と首都圏人材のマッチング強化を推進。
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*1 ココロイキルヒト とは
心意気(チャレンジ)、心生きる(感動する)など複数の意味を有する東北起業家の姿を指した言葉です。他人事ではなく自分ごとであることのきっかけに気づきをもたらしたいとオリジナルの呼称で私たちは呼んでいます。
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■アクセラレータープログラムの概要
名 称:
TOHOKU Social Impact Accelerator(東北ソーシャル・インパクトアクセラレーター)
~社会起業家育成プログラム~
概 要:
社会的な課題に対して、持続可能な解決策に挑戦する社会起業家の成長を後押しし、東北のみならず国内外の社会課題に対してイノベーションを起こす人材を育成するため、多様な実践者による集中的な支援を実施するアクセラレーションプログラム。
対象者:
①Impactコース
社会課題解決に向けて既に実践し、一定の成果を出しており、今後日本全国・世界各地に、自らが推進するソーシャルイノベーションを拡げたいという強い想いを持っている方
②Visionコース
社会課題を、ビジネスを通じて解決したいという「想い」と「アイデア」をお持ちの方
支援概要:
① Impactコース
仙台、東京での月1回の発表会と、サポートチームとの定期的なメンタリングを通じて、日本全国・世界各地に自らのソーシャルイノベーションを拡げるべく自分自身と自社組織を変革させるきっかけやネットワークを提供します。サポートチームは、既に日本・世界で社会インパクトを拡げているグローバルメンター、事業立ち上げや成長支援の経験豊富なコーディネーター、さらに産業界での実績や知見が豊富で社会課題解決への関心も高い社会人伴走者から構成、参加者ごとにチームを創り、約半年間にわたり参加者に伴走します。
②Visionコース
参加者の想いを、Vision/Missionという形で言語化し、メンターが伴走しながら持続可能な形で事業計画に落とし込みます。又、解決したいと考えている社会課題を「構造化」しながら明確にしていき、どうやってその課題を解決するか、変革仮説を一緒に考えていきます。「Vision」と自らが向き合う社会課題を明確化し、「そこまでの道筋」の仮説を立てることで、実現可能性を高めていく機会を提供します。
⇨プログラム詳細はこちら
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■今年度の参加者とテーマ
東北各地から合計12名の社会起業家が、多様な社会課題をテーマにチャレンジします。(順不同)
<Impact コース:6名>
<Vision コース:6名>
■プログラムパートナーについて
SIAプログラムの趣旨に賛同していただき、様々な形でご支援ご協力をいただきながら、プログラムを共に創っていただく「プログラムパートナー」として、今年度は以下4社にご参画いただいています。
1:オルビス株式会社
様々な社会課題に立ち向かいながら、自分らしく輝く「ココロイキルヒト」をサポートする本プログラムは、オルビス社がMISSIONにかかげる「ここちよい社会」を目指す姿勢との親和性が高いことから、一昨年度から引き続きプログラムパートナーとして参画頂きました。本プログラムでは、発表会への社内告知等を通じたネットワーク支援をはじめ、各種個別イベント後援など幅広くご協力頂いております。
2:EY JAPAN
持続可能な社会の実現を目指し、地域経済・社会的課題の解決に取り組む地方起業家の育成、その事業の拡大を図ること、および地方創生に資することを目的として、今年度よりプログラムパートナーとしてご参画いただきました。本プログラムでは主に「Impactコース」における社会人伴走者の選定・派遣についてご協力頂いております。
3:株式会社和える
文化と経済を両輪で育み、地域に根づいた大切な伝統・文化を次世代につないでいくことを目的として、プログラムパートナーとしてご参画頂きました。本プログラムでは「Impactコース」の企画運営、グローバルメンター・コーディネーターの派遣についてご協力頂いております。
4:NPO法人ARUN Seed
地球上のどこに生まれた人も、ひとりひとりの才能を発揮できる社会を共に実現していくために、プログラムパートナーとしてご参画頂きました。本プログラムでは「Impactコース」の特別グローバルメンターの派遣等についてご協力頂いております。
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■一般社団法人IMPACT Foundation Japan(INTILAQ)について
IMPACT Foundation Japan は、次世代グローバルリーダーの育成を目指し、2010年に設立された法人で、これまでにTEDxTokyo や H-Lab のような革新的なプログラムの企画、運営を行ってまいりました。
カタールフレンド基金*より、起業家支援プロジェクト「INTILAQ(インティラック)」への支援を受け、東北地方の沿岸被災3県(宮城、岩手、福島)にて、「Catalyze the venture ecosystem」、つまり新しいビジネスやサービスが生まれ育って行くエコシステムを創造することを目標に、その「場」となる「INTILAQ東北イノベーションセンター」の運営と、「コンテンツ」となる様々なイベント、ワークショップ、メンタリングサービスなどの企画・提供を行なっています
* カタールフレンド基金
2011年3月11日の東日本大震災と津波の直後、当時の首長シェイク・ハマド・ビン・ハリーファ・アール・サーニ殿下が、救援活動と被災者支援のため日本に1億米ドルの義援金を贈ることを表明し、カタールフレンド基金が設立。「子供たちの教育」「健康」「水産業」「起業家支援」の4分野を支援するプロジェクトを対象に直接的な支援を実施しています。
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■Social Impact Accelerator プログラム 取材受付について
下記のスケジュールにて取材を受付いたします。ご希望の方はご連絡ください。
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日 時:
10月1日(土)13:30-15:45
場 所:
INTILAQ東北イノベーションセンター(仙台市若林区卸町2-9-1)
取材対象:
Impactコース6名の発表風景
※ 1人10分間で事業概要や今後のビジョンなどを発表します。
当日スケジュール概略:
13:30- 6名の発表(1人10分発表+10分のフィードバック)
15:45- 発表終了/グループメンタリングへ
※ グループメンタリング風景については、大変申し訳ないのですが取材はご遠慮ください。
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■問い合わせ先
一般社団法人IMPACT Foundation Japan (担当:本多・神尾)
メール:info@intilaq.jp
電話:022-357-0543
以上