特定非営利活動法人まなびのたねネットワーク

【社名】
特定非営利活動法人まなびのたねネットワーク

【代表者名】
代表理事 伊勢 みゆき 様
<役割>
・キャリア教育コーディネーター
・教育ファシリテーター
・教育コンサルタント

【事業内容】
① 学校教育支援事業
・キャリア教育プログラム開発・実施、講師コーディネート
・コミュニティ・スクール(学校運営協議会)に関する支援
・S D G s, 防災教育等、ニーズに応じた各種プログラム開発・実施・コーディネート など
② 社会教育事業
・キャリア教育コーディネーター育成講座の実施
・学校と地域をつなぐ地域学校協働活動に関する支援
・地域づくり人材育成講座 など
③ 高校生・若者の居場所事業
・石巻「しゅろハウス」の運営

【事業PR】
学校と地域社会をつなぎ「子供たちの豊かな学びをつくる」コーディネーター、「子どもたちの主体的・対話的な学びをつくる」ファシリテーターとして、子供たちが将来、社会で自立するための「生き方」を考えるキャリア教育を推進。また「子供たちに関わる大人を育てる」人材育成を行い、大人も子供も学び合いながら、笑顔と感謝が溢れる共生社会を目指す活動をしている。

-事業内容とその強みを教えてください。
まなびのたねネットワークは、子供たちが自分らしく幸せに生きるために地域社会の大人と共に豊かな学びの場を提供しています。学校のニーズに応じたキャリア教育プログラムなどの開発、地域や企業の強みを生かした体験活動、教職員や地域コーディネーターを対象とした学校と地域の連携推進を図る研修なども行っています。
強みは、自治体や教育委員会、企業、学校などの協働先のテーマやニーズに応じたプログラムを開発し、トータルプロデュースをすることです。また、連続講座をファシリテートすることで、学習者の主体性を育み、結果として地域密着での任意団体が複数立ち上がり、自律的な活動につながっています。

事業を通して実現したい夢や目標は何ですか。
いずれは、中学生などを連れてラオスなど海外へのスタディツアーを行いたいです。私自身が10代から海外での様々な体験を重ねてきたこともあり、生活スタイルや価値観が異なる人たちとの関わりは、視野を広げ、自らの生き方や考えが変わるきっかけになれればと思っています。
その前に、2022年5月に石巻中心部にオープンした高校生や若者のための「しゅろハウス」に関わる若者たち一人ひとりが自分らしく生きられる道を歩めるよう、寄り添いながら、様々な体験や出会いの場をつくっていきたいと思っています。同時に、「学校」という場が、子供たちにとって安心して楽しく過ごせるような場になるよう、微力ですが、関係者に働きかけていきます。

-現時点で苦心していること、解決手段を模索している問題は何かありますか?
石巻市内に開設した高校生や若者が主役になるみんなのお家、「しゅろハウス」には、様々な生きづらさや悩みを抱えている子が来ています。当初は、サードプレイスのつもりでしたが、実は必要だったのは家庭的な機能を持つ「セカンドホーム」でした。ユーザーとなる高校生や若者と信頼関係を構築しながら、運営していく難しさと可能性を感じています。現在は平日週3回夕方に活動していますが、今後は、常時誰かがいて安心して、いつでも立ち寄れ、状況に応じて宿泊もできるような体制づくりを整えていきたいと思っています。
その子たちとスタッフの関わり方や信頼関係を築くこと、運営的な面での難しさを感じています。現在は週3回開放していますが、常時解放し泊まったりすることができるような、自由にいつでも気軽に来ることができる体制を整えたいです。ご協力いただける方を探しています、ぜひお声掛けいただけたらと思います。

-INTILAQを選んだ理由は?
イベントの会場として施設を利用していたこと、そしてINTILAQ主催のイベントにも参加していたこと、また社会起業家育成プログラムSocial innovation Acceleator2021に参加していたこともあり馴染みがありました。また同じ起業家、社会起業家さんに出会える環境はとてもありがたいと思い選びました。

-実際にINTILAQを利用してみての感想をおしえてください。
まだ日が浅く、利用頻度も多くはないのですが、コワーキングスペースが使いやすいです。

起業を考えている人へのメッセージを頂けないでしょうか。
「やりたい」があるなら、やってみましょう!!事業を起こすことは、とっても楽しいです。
同時に経営は苦労することも多いですが、人として学ぶことの方が多いと感じています。

―最後に
地域や学校とともに子供たちの考え方や可能性を広げ、生きやすくなる環境やきっかけづくりを行っている伊勢さん。多くの問題を抱えている子供たちの力になればとお話する中で、涙ぐむ場面も見られ、関わる皆さんの悩みをご自身の悩みとして考える姿が印象的でした。
子供たちが社会で自立し、自分らしく生きるために生き方を考えるキャリア教育や、学校と地域をつなぐコーディネーター、子供たちの主体的な学びを作るファシリテーターの活動を通して子供と地域がともに生きる社会を作りたいという気持ちに溢れておりました。
そんな伊勢さんが運営する特定非営利活動法人まなびのたねネットワーク様のサイトはこちらです。

ホームページ:http://www.manabinotane.net/

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