仙台ソーシャルイノベーション・ナイト
「サーキュラーエコノミー」の理論と実践〜全国、そして東北の実例から学ぶ〜
【イベント概要】
「サーキュラーエコノミー」は、元々EUが2015年12月に政策パッケージを公表したことで世界的に広まった概念で、和訳して「循環経済」とも呼びます。「製品、素材、資源の価値を可能な限り長く保全・維持し、廃棄物の発生を最小限化する経済システムを意味し、これまでの一方通行でモノを使う「直線経済」からの脱却を目指す」(ウィキペディアより)概念で、近年日本国内でも注目を集めています。よく耳にする言葉にはなってきたものの、それが実際に意味するところや具体的な取り組みについて、まだまだ理解不足と感じられる方も多いのではないでしょうか?
今回のソーシャルイノベーションナイトでは、そんな「サーキュラーエコノミー」について、「事業を通し、人と自然が共存するここちのよいサーキュラリティのエコシステムをデザインする」株式会社fog 代表取締役の大山様をお迎えしてご説明いただいた上で、注目の実践事例について深掘りしてまいります。特に、「発酵で楽しい社会を!」を掲げ、奥州を拠点に独自の発酵技術で未利用資源を再生・循環させる社会を構築する研究開発型スタートアップ・株式会社ファーメンステーションの事業について、代表取締役の酒井様より、その立ち上げのきっかけやビジネスモデル、そして描く未来について、お話をうかがってまいる予定です。
人間と自然が共存する、そんな豊かな社会を目指して、共に学び、共に考え、共に行動していくきっかけになれば幸いです。
【スケジュール】
18:50 〜 開場(zoomへのアクセス可能)
19:00 〜 はじめに(本イベントについて)
19:05 〜 ゲストトーク①「サーキュラーエコノミーとは?」
株式会社fog 代表取締役 大山 貴子様
19:30 〜 ゲストトーク②「東北の実例から学ぶ〜発酵で楽しい社会を!ファーメンステーションの歩みと未来〜」
株式会社ファーメンステーション 代表取締役 酒井 里奈様
株式会社fog 代表取締役 大山 貴子様
(モデレーター:インパクトジャパン代表 竹川隆司)
20:30 終了予定
【日程】2021年12月1日(水)
【時間】19:00〜20:30
【実施方法】zoomウェビナー
【主催】仙台市/INTILAQ東北イノベーションセンター
【後援】仙台スタートアップ・エコシステム推進協議会
【定員】100名
【参加費】無料
【お申し込み】
PCまたはスマートフォン(アプリ)からご利用いただけます。
https://peatix.com/event/3080058/
PCまたはスマートフォン(アプリ)からご利用いただけます。
*Facebookイベントページの参加ボタンでは参加登録となりませんのでご注意ください。
*お申し込みの際に、Peatix、Twitter、Facebook、Google アカウントでのログインが必要となります。
↓Peatixアカウント作成手順はこちら↓
https://help-attendee.peatix.com/ja-JP/support/solutions/articles/44001821734
*お申込み後のご連絡は、Peatixメッセージより送信しますので、ご注意ください。(メッセージはPeatixアカウントにログインしている状態で確認することができます)
【ゲスト】
株式会社ファーメンステーション 代表取締役国際基督教大学卒業。富士銀行、ドイツ証券などに勤務。発酵技術に興味を持ち、東京農業大学応用生物科学部醸造科学科に入学、09年3月卒業。同年、株式会社ファーメンステーション設立。研究テーマは未利用資源からのエタノール製造、未利用資源の有効活用技術の開発。好きな微生物は麹菌。好きな発酵飲料はビール。
現職にて、第1回Japan BeautyTech Awards特別賞、第3回DBJ女性新ビジネスプランコンペティション特別賞「地域イノベーション賞」、リバネステックプランター アグリテックグランプリ 2018 新日鉄住金エンジニアリング賞、JR東日本スタートアップ 2018 青森市長賞、ソーシャルプロダクツアワード2021など、受賞多数。
ホームページ:https://fermenstation.co.jp/
大山 貴子 様
株式会社fog 代表取締役/一般社団法人530 理事
仙台生まれ。2006年に渡米し、2011年に米ボストン・サフォーク大にて中南米でのゲリラ農村留学やウガンダの人道支援&平和構築に従事。卒業後はニューヨークに拠点を移し、新聞社、EdTechでの海外戦略、編集&ライティング業を経て、2015年に帰国。 日本における食の安全や環境面での取組みの必要性を感じ、100BANCH入居プロジェクトとしてフードロスを考える各種企画やワークショップ開発を実施後、サーキュラーエコノミーの実現を目的としたデザインコンサルティン会社、株式会社fogを創業。「循環をつくる( )をつくる会社」として、サーキュラーエコノミー及び循環型社会の実装を、人材・組織開発から行う。10月末にキッチンやリビングラボを兼ね備えた施設「循環する日常をえらぶラボ “élab”(えらぼ)」を東京都台東区にオープン。
武蔵野美術大学政策デザインラボ主催「サーキュラーエコノミーとデザイン」、京都大学学び舎など、講座講師など多数。
ホームページ:https://fog.co.jp/
【モデレーター】
竹川隆司
一般社団法人 IMPACT Foundation Japan 代表理事
国際基督教大学卒業。野村證券を経て、2006年ハーバードビジネススクールでMBAを取得。その後野村ロンドン勤務ののち2008年に独立、日米で主に教育テクノロジー分野で起業・経営。東日本大震災をきっかけに活動拠点を日本へ戻し、2014年「東北風土マラソン&フェスティバル」立ち上げ、2016年INTILAQ東北イノベーションセンター設立などを主導。現在zero to one代表取締役、東北大学特任准教授(客員)なども務める。