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2024.01.25

世界のサーキュラーエコノミー先進地アムステルダムから学ぶ、その価値と実践 〜東北は世界から何を学び、何を発信できるのか?〜(東北ソーシャルイノベーションナイト)

アムステルダム市は2015年、世界の自治体として初めてサーキュラーエコノミーへの移行に向けた可能性について詳細な調査を行い、その後2050年までに100%サーキュラーエコノミーを実現すると宣言。具体的な戦略として、サーキュラーエコノミー移行の5年計画「Amsterdam Circular 2020-2025 Strategy」を公表し、以下の具体的な目標に向けて実践も進めており、まさに世界のサーキュラーエコノミー先進地といえます。

<アムステルダム市が掲げる主な目標>
・2022年までに市の調達の全体の10%を循環型にすること
・2023年までに市の建築に関わる入札案件を循環型にすること
・2025年までに市の調達の50%を循環型にすること
・2030年までに一次原材料の使用は50%以下とすること
・2050年までに完全なサーキュラーエコノミーへ移行

さらにアムステルダム市はイギリスの経済学者であるケイト・ラワース氏が提唱するドーナツ経済のモデルを採用することを発表。都市の豊かさは、これまでの「成長」によるものではなく、「繁栄」によって成し遂げるべきだと示しています。

そんなアムステルダム市を代表するアムステルダム大学が、これも世界に先駆けて開講しているプログラム「The Circular City: Towards a Sustainable Urban Ecosystem」では、世界10ヶ国以上からサーキュラーエコノミーの本質と実践を学びに学生、社会人や官僚、NPOのリーダーたちが集まっています。今回のソーシャルイノベーションナイトでは、その「The Circular City: Towards a Sustainable Urban Ecosystem」に2023年夏に参加した3名の日本人全員をお招きして、そこでの実際の学びや彼ら自身の「実践」について、お話をいただく予定です。

また、その後のトークセッションでは、東北を代表して、独自の循環型な生活・仕事を追求している一般社団法人はまのね 代表理事の亀山貴一さんにご登壇いただき、ご自身やチームでの実例についてご紹介いただきます。その後、アムステルダムで学んだ3名の方々と一緒に、世界の潮流と東北ローカルでの活動の接点や特徴を整理しつつ、今後どんな未来を目指すべきなのか、共に考える時間にしたいと考えています。

「サーキュラー」というキーワードですでに活動されている方々はもちろん、そもそも「サーキュラーエコノミーとは何?」、「サーキュラーとサステナブルの違いは?」といったテーマに関心があったり、新たな学びを得たかったりする方々など、幅広くご参加いただければ幸いです。

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<概 要>
日 時:2024年1月25日(木) 18:00-19:30
会 場:INTILAQ or オンライン(Zoom)
定 員:60名 (オンラインは定員なし)
※INTILAQまでのアクセスはこちら(最寄駅は地下鉄東西線”卸町駅”)
※INTILAQ会場にはゲストとして亀山さんにお越しいただきます。

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<お申し込み>
お申し込みはこちら
https://tsin2023-02.peatix.com/

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<スケジュール>
18:00-18:45
講演「世界のサーキュラーエコノミー先進地アムステルダムから学ぶ」
– 矢野 方樹 様 / 株式会社環境エネルギー投資 ベンチャー・パートナー
– 瀬沢 正人 様 / ハーチ株式会社
– 蓑輪 光浩 様 / オールバーズ合同会社 マネージング ディレクター
18:45-19:30
トークセッション「東北は世界から何を学び、何を発信できるのか?」
– 矢野 方樹 様 / 株式会社環境エネルギー投資 ベンチャー・パートナー
– 瀬沢 正人 様 / ハーチ株式会社
– 蓑輪 光浩 様 / オールバーズ合同会社 マネージング ディレクター
– 亀山 貴一 様 / 一般社団法人はまのね 代表理事、小漁師

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<ゲスト>

矢野 方樹 様(アムステルダム在住)
株式会社環境エネルギー投資 ベンチャー・パートナー
モルガン・スタンレーの東京オフィスにて株式資本市場部長/マネージング・ディレクターとしてスタートアップを含む国内外のIPO並びに各種のエクイティ・ファイナンス調達業務に従事した後、2018年に東南アジアおよび日本でスタートアップ投資活動を展開するリープラに参画し、シンガポールに移住。CFOおよび投資委員会のメンバーとして、投資先の投資選定、支援業務に従事。2023年6月にオランダに移住し、サステナビリティ分野での活動に専念。環境エネルギー投資に参画し、海外投資および各種情報収集を担当。投資先のIPO支援にも従事。


瀬沢 正人 様(アムステルダム在住)
ハーチ株式会社
前職では日系メーカーにて国内外のデジタルマーケティング推進、海外営業を担当。デンマークで映像制作とサステナビリティについて学び、現地の社会課題を取材した作品がきっかけとなり、IDEAS FOR GOODにジョイン。クリエイティブのディレクションと制作を担当。


蓑輪 光浩 様(東京在住)
オールバーズ合同会社 マネージング ディレクター
1997年NIKE JAPAN入社。ワールドカップ、箱根駅伝、NIKEiDをはじめとしたマーケティングに携わる。2008年にNIKE EUROPE赴任。2011年よりユニクロにて、錦織圭らトップアスリート契約、PR広告戦略、商品開発に携わる。2016年よりレッドブルジャパンにてフィールド・マーケティングを統括。2018年にビル&メリンダ・ゲイツ財団 東京オリンピック プロジェクトマネージャー就任。2019年オールバーズ入社、2023年より日本総括マネージング ディレクターに就任。2022年Campaign Asiaにおいて、最も影響力のあるTOP50マーケターに選出。


亀山 貴一 様
一般社団法人はまのね 代表理事 / 小漁師
石巻市蛤浜で生まれ育ち、宮城県水産高校の教師となる。震災によって壊滅的な被害を受けた蛤浜を再生するため、2012年3月に蛤浜再生プロジェクトを立ち上げる。2013年3月に退職し、cafeはまぐり堂をオープン。2014年4月に一般社団法人はまのねを立ち上げ、牡鹿半島の持続可能な集落づくりを目的としてはまぐり堂を中心にマリンアクティビティー、漁業・林業・狩猟の6次産業化や体験・学びの場づくりに取り組んでいる。

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<モデレーター>

竹川 隆司
一般社団法人 IMPACT Foundation Japan 代表理事
国際基督教大学卒業。野村證券を経て、2006年ハーバードビジネススクールでMBAを取得。その後野村ロンドン勤務ののち2008年に独立、日米で主に教育テクノロジー分野で起業・経営。東日本大震災をきっかけに活動拠点を日本へ戻し、2014年「東北風土マラソン&フェスティバル」立ち上げ、INTILAQ東北イノベーションセンター設立などを主導。2016年の設立と同時に株式会社zero to oneを立ち上げ、代表取締役として教育事業を推進中、東北大学特任教授(客員)なども務める。

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<開催体制>
主 催:仙台市
後 援:仙台スタートアップ・エコシステム推進協議会
運 営:一般社団法人IMPACT Foundation Japan(INTILAQ東北イノベーションセンター)

開催日 2024年01月25日(木)

申し込み締め切り

01月25日(木)