社会課題をテーマにした映画の上映と仙台・東北を舞台に活動する社会起業家をゲストに招き、リアルな挑戦や想いを共有する体感型セッション「Tohoku Social Innovation Night -映画で学ぶSDGsと社会課題-」。
2025年度初回となる今回のテーマは「こどもの貧困と孤立」です。
第1部では、「日雇い労働者の街」と呼ばれる大阪・釜ヶ崎で38年間続くこどもたちの集い場「こどもの里」を舞台に、様々な困難を抱えるこどもと親に全力で向き合い、支える人々の姿を描く、涙と笑いと人情あふれるドキュメンタリー映画『さとにきたらええやん』の上映。
第2部では、宮城県仙台市を拠点に、こどもたちが、ありのままの自分を大切にし自分で自分の物語を描けるようになるために居場所づくり・体験づくり事業等を展開する認定NPO法人STORIA 代表理事の佐々木綾子さんのゲストトークとトークセッションを行います。
#こども、#貧困・孤立、#社会起業といったテーマに関心のある方、新たな学び・気づきを得たい方など、多くの皆さまにご参加いただき共に議論を深めていけたらと思います。
[概 要]
日 時:2025年8月5日(火)18:00-20:30
場 所:INTILAQ東北イノベーションセンター
定 員:60名
*会場住所「仙台市若林区卸町2-9-1」
*会場までのアクセスはこちら(最寄駅は地下鉄東西線”卸町駅”)
[お申し込み]
下記URL(Peatixイベントページ)よりお申し込みください。
https://tsin07-01.peatix.com/
[スケジュール]
18:00-19:40
映画上映「さとにきたらええやん」
19:40-20:00
社会起業家ゲストトーク
– 認定NPO法人STORIA 代表理事 佐々木綾子氏
20:00-20:30
映画×社会起業家トークセッション
<ゲスト>
– 認定NPO法人STORIA 代表理事 佐々木綾子氏
<モデレーター>
– 映画探検家 アーヤ 藍氏
[上映映画]
さとにきたらええやん
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いつでもおいでや。
こどもも大人も集まる みんなの“さと”
大阪市西成区釜ヶ崎。“日雇い労働者の街”と呼ばれてきたこの地で38年にわたり取り組みを続ける「こどもの里」。“さと”と呼ばれるこの場所は、障がいの有無や国籍の違いに関わらず、0歳からおおむね20歳までのこどもが無料で利用することができます。学校帰りに遊びに来る子、一時的に宿泊する子、様々な事情から親元を離れている子、そして親や大人たちも休息できる場として、それぞれの家庭の事情に寄り添いながら、地域の貴重な集い場として在り続けてきました。
本作では「こどもの里」を舞台に、時に悩み、立ち止まりながらも全力で生きるこどもたちと、彼らに全力で向き合う職員や大人たちに密着。こどもたちの繊細な心の揺れ動きを丹念に見つめ、こどもも大人も抱える「しんどさ」と、関わり向き合いながらともに立ち向かう姿を追いました。
監督・撮影:重江良樹
2015年/100分/日本
映画HP:http://www.sato-eeyan.com
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[社会起業家ゲスト]
佐々木 綾子氏
認定NPO法人STORIA 代表理事
グロービス経営大学院(MBA)修了(2017年)
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東日本大震災後、「こどもの貧困」の根本解決を目指し、2016年にNPO法人STORIAを設立。「困難の連鎖から愛情が循環する未来へ」をビジョンに掲げ、経済・精神的に困難の中にいる親御さんとこどもたちが自分らしく生きられ、幸せになること(ウェルビーイング)を心から願い、困難を抱えたこどものサードプレイス事業と保護者の相談支援事業を地域や行政、企業と協働で取り組んでいる。
2019年仙台市総合計画審議会委員、2023年公益財団法人仙台こども財団理事に就任。
同年グロービス経営大学院、第19回「グロービス アルムナイ・アワード」の「ソーシャル部門」受賞。
会社HP:https://www.storia.or.jp/
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[モデレーター]
アーヤ 藍氏
映画探検家
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大学在学中に語学研修で訪れたシリアが帰国直後に内戦状態に。シリアのために何かしたいという思いから、社会問題をテーマにした映画の配給宣伝を行うユナイテッドピープル株式会社に入社。同社取締役副社長を務める。2018年に独立。映画の配給・宣伝サポート、映画イベントの企画運営、雑誌・ウェブでのコラム執筆などを行う。著書に『世界を配給する人びと』(春眠舎)。
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[開催体制]
主 催:仙台市
運 営:一般社団法人IMPACT Foundation Japan(INTILAQ東北イノベーションセンター)
*本事業は、仙台市による「R7年度・社会起業家支援事業」として開催されます。