SOCIAL INNOVATION Accelerator(SIA)プログラム2020
【はまぐり堂さんへフィールドトリップへ行ってきました!】
みなさん、こんにちは。
SIA事務局の後藤です。10月17日(土)は、SIA2020のメンバー(SIAプログラム参加者)と石巻の蛤浜にあるcafeはまぐり堂さんを訪ねてきました。
ビジョン作成に向き合い、頭から湯気が出そうなSIAメンバーにとって、先輩起業家から聞ける話は、学びが詰まっています。
はまぐり堂さんのケーススタディを読んで、しっかり事前学習。いざ現地へ。
<午前の部>
午前中は、はまぐり堂を運営する一般社団法人はまのね代表の亀山さんのお話を聞きました。
地元はまぐり浜出身で、震災前は水産系の高校の教師をしていた亀山さん。
小さい頃から近所に住むご親戚やおじさん・おばさんなど、地域に育ててもらった亀山さんにとって、はまぐり浜での暮らしは幸せがつまっていました。
しかし、震災で壊滅的な被害を受け、もともと限界集落だったはまぐり浜。
「このままだと、浜の暮らしはなくなってしまうのではないか。」
そんな危機感から、立ち上がり2012年に立ち上げたcafeはまぐり堂。
まだまだ瓦礫や先が見えない状況の中で、亀山さんが描いた「はまの暮らし」の将来像をもとに、約9年間走ってきた亀山さんとはまぐり浜の挑戦のストーリーに終始圧倒されっぱなしの時間でした。
ビジョン作成に悩むSIAメンバーにとって、とても有意義な時間が過ごせたと思います。私なりのテイクアウェイ(学び)を以下にまとめてみました。
・ビジョンは時代背景や、経営者のその時に想いや感情によって変化する。
・まずは、実現したいことの絵を書いてみる。
・何を大事にしたいのかの軸を考き出し、チームで共有する。
亀山さんのケースでは、事業・地域・自然・組織(自社)のバランスや物事を進めるスピード感を様々な意味で考えさせられました。
亀山さん、素敵な時間を本当にありがとうございます!
<午後の部>
亀山さんの白熱教室が終わった後は、はまぐり堂さんのおいしいランチをいただきました。亀山さんご自身が漁で獲ってきたタコを使ったおひたしや、地元はまぐり浜や石巻の野菜やお米を使った、「はまの暮らし」のランチを頂きました。
亀山さんから話を聞いた後のランチは格別に美味しく感じました。
最後に出てきたお茶やコーヒーもこだわりが尽くされており、全てに想いがあり、なおシンプルである、はまぐり堂さんが目指す暮らしのあり方を体現するようなランチでした。
一息ついて、エネルギーをチャージした後はビジョン作成ワークショップです。
今まで壁に貼ってやっていたので、畳の上に模造紙を置いてやるのは新鮮ですね。
*残念ながら、現地訪問できなかった方もオンラインで参加です!
来週は、いよいよビジョン発表です!
はまぐり堂さんの知恵を借りて、バージョンアップしたビジョンに今から心が高鳴ります!
では、また次回お会いしましょう!
つづく