ACTIVITY INTRODUCTION

活動紹介

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活動紹介

〈イベントレポート〉東北発、持続可能な社会づくりへの挑戦 ~浪江町に移住して自らアクションを続ける高橋大就さんに聞く~(東北ソーシャルイノベーションナイト )

 

社会課題の解決に向けて、さまざまな挑戦を行っているゲストを、日本・世界からお招きしてお話しを伺う、東北ソーシャルイノベーション・ナイト。

2023年度の1回目は、福島県浜通り地域を中心に、住民主体のまちづくりと、住民の生活環境改善や課題解決につながるビジネスづくりに取り組む一般社団法人NoMAラボの代表である高橋大就さんをゲストにお迎えし開催しました。


<ゲスト>

高橋大就さん
一般社団法人NoMAラボ 代表理事/一般社団法人東の食の会 専務理事
1999年外務省入省。在米国日本大使館(政務班)での外交官時代を含め、8年半の間外務省に勤める。2008年4月、マッキンゼー・アンド・カンパニーに転職。2011年3月、東日本大震災発災を受けて休職、東北に入る。2011年6月、一般社団法人「東の食の会」発足とともに事務局代表就任。同年8月、オイシックス株式会社(当時)海外事業部長(執行役員)に就任。2020年3月、一般社団法人「NoMAラボ」を設立、代表理事に就任。現在、東の食の会にて東北の食のプロデュースを行い、「サヴァ缶」や「アカモク」などのヒット商品や多くのヒーロー農家・漁師を生み出すと同時に、福島県浪江町に居住し、NoMAラボにて福島県浜通り地域のまちづくりや社会課題解決ビジネスづくりに取り組んでいる。
一般社団法人NoMAラボ HP:https://noma-lab.jp
一般社団法人東の食の会HP:https://www.higashi-no-shoku-no-kai.jp


<基調講演 -ワクワク戦国時代->

基調講演では、「ワクワク戦国時代」を演題に、高橋さんがこれまで取り組んできた『食の産業づくり』と『町のコミュニティづくり』の2つの活動やその背景にある想いについてお話いただきました。

『食の産業づくり』では、2011年の震災後、大きなダメージを受けた東北の食産業を盛り上げるべく一般社団法人東の食の会にて行なって来た5つの活動(ヒーロー生産者を創る/ヒット商品を創る/販路を創る/ファンを創る)について。

また、『町のコミュニティづくり』では、2021年に自ら福島県浪江町に飛び込み1人の暮らし手として、地域の課題に向き合いながら現在進行形で実践を続けている一般社団法人NoMAラボでの挑戦について。

そして、講演の終わりには、「なぜ今、福島県浜通りが一番熱いのか」をテーマに、原発事故から乗り越えてきた“レジリエンス”、住民が主体となって地域を盛り上げてきた“フロンティア”、域外から多くの人(関係人口)を引き寄せている“連帯”の3つの切り口から、浜通りのワクワク感を熱弁いただきました。


<トークセッション>

その後のトークセッションでは、

・日本/世界を見てきた中で、なぜ、東北の課題解決をと突き動かされたのか?
・課題解決に向けた戦略/戦術の組み方、地域との連携のあり方とは?
・地域に共感の輪を広げていくために高橋さんが描くビジョンとは?

などの問いを投げかけながら、高橋さんの熱い想いの源泉に迫っていきました。


さまざまな実践のお話、そして、その背景にある想い・価値観についてお話をいただき、また伺ってきましたが、中でも、印象的だったのが基調講演の演題でもある「ワクワク戦国時代」のお話です。

本質的な復興のために必要なのは、住民主体の当事者性あるコミュニティづくりだと高橋さんはいいます。地域の課題は行政や誰かが解決するのではなく自分達が解決をしていくのだ。地域での幸せは自分達で作り出していくのだ。という自立分散型社会意志を持って作っていけるか。この1点が「ワクワク戦国時代」の帰趨を握っているのだと強く感じた時間でした。